講師プロフィール

こんにちは!ワタナベです。

須田泰三先生(2005年2月7日永眠)に憧れ、須田先生に弟子入りしたのが1995年。今から23年前になります。須田先生は私を可愛がってくれ、大型店の創業者など業界の大御所の前に私を連れて行ってくれ、「私の“秘蔵っ子”だよ」と言って紹介して回ってくれました。

「店はお客様のためにある」「どんな店でも必ず伸びる」須田先生は、約50年に渡って、地方スーパー、個人商店を勇気づけ励まし続けました。「商売はつまらない」「人生に目的などない」と言っていた青年が、須田先生に出会い、商売に目覚めて、今や年商何十億円、何百億円になったお店が数多あります。

私は須田先生に心酔し、須田先生の一挙手一投足を真似することから始めました。約10年にわたり、須田先生から受けた薫陶は私の生涯の財産です。

当時指導依頼は、大型店が進出して、不振になった、潰れそうだ・・・。というのがほとんどでした。「どうしたら大型店に負けない店を作るか」これが私の生涯の研究テーマとなったのです。

私は、北は北海道から南は九州鹿児島まで、業界誌や新聞に取り上げられた繁盛店を見て歩き、片っ端から、品揃え、陳列方法、レイアウトを記録し続けました。苦悶の日々が続きました。するとある日突然、閃いたのです。「そうだ!須田先生の門下生の青果店、鮮魚店、精肉店、惣菜店の『最高のもの』を集めた店を造れば大型店に勝てるはずだ」

すると、次から次へと開店時に行列ができる店が誕生したのです。その後、「当日仕入れ当日売り切り」「アイテムの絞り込み」「段ボールカット陳列」「開店時に負荷をかける」「250円弁当」「トラック市」として集大成され、坪効率2,000万円を超える日本有数の繁盛店が数多く生まれたのです。

「250円弁当」がスタートしたのは、2000年です。マクドナルドが平日ハンバーガー半額(65円)で販売していたころと前後します。最盛期には、全国で100店舗以上「250円弁当」の旗がたなびきました。現在でも週末ともなると1日1,000食以上売れる店が日本各地に数多あります。

最近の店舗開発は、売場面積500坪・駐車場200台・年商40億円をプロトタイプです。そのためには、「『最高のもの』を集める」「考えるより先に行動に移す(TTP)」「仕組みを上書きする」「渦巻型レイアウト」「価格の安さと高品質のアウフヘーベン」「3階建ての品揃え」「挨拶・掛声・思いやり」を同時多発的に達成する「構造の勝利」を目指してます。

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